プロ野球は結果のニュースくらいしか見ないので、ファンではない。
でも、大谷選手の活躍や今まで弱かった阪神の試合結果とかは気になる。
そして、放映される選手のプレーやその表情を見ていつも思うことがある。
なぜ打者たちはあんなに真剣な表情で、豪速球をジャストミートしようとするのか?
なぜ投手たちはあんなに必死になって球を投げ、時には球を曲げようとするのか?
そりゃそうだ…それが勝負で、ましてや彼らはプロだから必死になるのは当然だ。
でも大の大人が、しかも体力的にピークになる者たちが、なぜ野球に賭けるんだ?
そんなに立派な体と闘争心があれば、社会出て大いに活躍できるんじゃないか?
あんなに賢い大谷選手は大会社の社長になって、日本の経済を牽引できるのでは。
プロ野球全盛なのは、多くのファンがいて、彼らが金を投じるからでもある。
彼らは自分のひいきチームを決めて、何が何でも勝ってほしいと願い、熱狂する。
決して安くはない試合のチケットを買って応援するのを、人生最大の楽しみとする。
日本の短歌や俳句を革新した正岡子規は、日本にベースボールを紹介してくれた。
でも、彼は野球がプロスポーツになるなんて、思っても望んでもいなかったろう。
体の弱かった彼が、運動や遊びの1つとして、日本で広めたかっただけに違いない。
野球に留まらずいろいろなスポーツにプロ選手がいて、そこに大金が支払われる。
その巨額の金があれば、問題になっている消費税引き下げもできるんじゃないか?
彼らが巨大プロスポーツ市場を作っているとすれば、それでいいのかもしれないが。
プロスポーツはそれぞれのスポーツの頂点で、アマチュアという広いすそ野がある。
練習に試合にたくさんの金と時間が注がれ、学校では必須の活動であるかのようだ。
スポーツに取り組む事は体作りや健康に良いと言うのが常識だが、本当にそうか?
やり過ぎで体を痛める人も少なからずいる。リハビリにも金と時間がうんとかかる。
ぼくの友人はマラソンに凝って、フルマラソンで3時間を切る記録を打ち立てた。
が、がんばっているうちに膝や股関節がすり減り、今では歩くのがやっとの状態だ。
スポーツって何だ !? みんなが疑いもなく熱心に取り組むのは、人間の本能なのか?
江戸時代の農民は、人生の中でほとんど走ることがなかったと司馬遼太郎は言った。
学校も運動会もなく、野良仕事をするのに走る必要は一切必要なかったからだ。
もう一度、みんなに考えてほしいんだな…。やるもやらぬも、自由なんだが…。
スポーツって、するのも見るのも、あなたの人生にとって本当に必要なことなのか?
タバコや酒に依存するのと一緒で、スポーツも生活習慣病になってはいやしないか?



